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2013年1月23日水曜日

血栓痔という症状

血栓痔

痔の症状の一つに、「血栓痔」というものがあります。血栓痔とは、肛門に小豆大の血栓、あるいは血の瘤ができる病気のことで、激しい痛みを伴うことで知られます。

ここでは、この血栓痔について説明します。

・血栓痔ができる原因と症状

血栓痔は、いぼ痔ができた後に、肛門に負担がかかり続けることで発生することがほとんどです。多くの場合、外痔核(肛門の外側にできるいぼ痔)にて発症します。血栓痔になると、特に排泄や運動をしなくてもズキズキと肛門が痛み、また、血栓による瘤が出来ているので、出血量も多いのが特徴です。出血を繰り返すうちに肛門の皮膚がボロボロになていくので、そうなる前に治したいものです。放置し続けると血栓が大きくなったり、患部が増えることもあるので注意しましょう。

・血栓痔の治療

血栓痔は、深刻化していない場合は大体1か月程度で治ります。病院にて診察し、外用薬などを処方してもらって治療するのが一般的です。また、患部を温めることでも症状の緩和、治療に効果があるとされています。血栓痔は、血液が肛門に溜まっている状態なので、患部を温めて血行を促進することで、血栓を体内に吸収されていきます。医薬品の使用と患部を温めるという治療を複合的に行うことで、血栓痔を効果的に治療することができます。血栓痔が深刻化し、通常の治療では治りにくいという際には、切開手術などで治療することがあります。

これらの切開手術は簡易的なものなので、日帰りで治療することもできます。

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