ほこ×たて10月20日スナイパーVSラジコンのやらせ発覚

フジTVの人気番組『ほこ×たて』でやらせがあったと出演者が暴露しました。

10月20日に放送された『ほこ×たて 2時間スペシャル』の「実弾スナイパーVS逃げるラジコン」に出演した老舗ラジコンメーカー・ヨコモに勤める広坂正美さんが、ほこ×たての“やらせ”をネット上で告発したため、ほこ×たては打ち切りかと問題になっています。

ラジコンメーカー・ヨコモのHP上に23日、「偽造された編集内容が余りにも酷かった為、事実をお知らせする事に致しました」と、やらせが放送されたことを暴露しています。

放送では、①ラジコンヘリがスナイパーに打たれて敗北。次に、ラジコンカーを、残り時間1秒という絶妙のタイミングで打たれ連敗。最後にラジコンボートがスナイパー3人に連勝し、見事、日本のラジコン軍団が勝利という内容でした。

《告発文の内容》

当初、番組が用意した対決ルールは、ラジコンボートの対決のみだったが、撮影が始まるとラジコンボートがあっさり3連勝してしまったため、急きょヘリとカーの対決を追加撮影することになったと言います。

放送では、男性スナイパーがラジコンカーに勝利しているように編集されているが、実際に広坂さんと対決したのは女性スナイパーだったと言う事です。しかし、制限時間２分と言うルールで、最初の1分間は撃ってもよいが、決してラジコンに当ててはならないという内々のルールがあったらしいです。しかし、女性スナイパーはそれを守らず、開始早々にラジコンカーを打ち大破したそうです。その為撮影は中止。

広坂さんはTVスタッフに出演辞退を申し出、同時にスナイパー軍団と制作側との折り合いがつかなかったため、「スナイパーVSラジコン」の企画は中止となったそうなんです。


そして、放送直前、今回の編集内容が広坂さんに知らされたんですが、広坂さんは「もしこの内容で放送された際には、事実を発表します」と変更するよう求めたが、違う形で放送されたため、告発に踏み切ったそうです。

さらに以前放送された、「最速のタカVS最速ラジコンカー」や「猿軍団VSラジコンカー」でも、やらせがあったと暴露。

『ほこ×たて』だけは真剣対決だと思っていた視聴者を裏切ることとなった今回のやらせ。最近では6％台まで視聴率が落ち込むこともあると言うほこ×たて。そんな、視聴率低迷のためにやったやらせなのか。

広坂さんの告発文の最後には、「フジテレビさんには放送開始当初の輝いていた人気番組『ほこ×たて』の再興を強く願っております」と書かれていました。

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